2016年

5月

05日

【参加者インタビュー】 川上 健太郎 様 「サポートしない、2回目に来ないのは・・・もったいない!」

「100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路」に参加された方からの声を紹介するコーナー。

今回は、大会の黎明期から実行委員として参加していた川上健太郎様にインタビュー。この大会が継続している陰では、この方の存在を欠くことが出来ません。「中の人」が「外側」から本大会を語りました。

―― 参加のきっかけは?

川上健太郎  参加のきっかけは、この大会の発起人(現・大会幹事長)である加藤敏明さんとセミナーで知り合って。広告制作を通じて一緒に仕事しようということになったのだが、何を作ろうか、と最初決まっていなかった。ただ業務内容を紹介してもつまらないので、今後何をしたいか話を聞かせてもらった。

未来のため将来何をしたいかなどをインタビューで話を聞いていくと、ちょうどその時、三河の100kmウォーキングに参加して感動した加藤さんが「地元の北海道・川湯温泉で町おこしとして100kmウォーキングをいつか開催したい。」という話になった。だったら「いつか」ではなく「すぐやろうよ」と背中を押したら、「健太郎も手伝ってね!」と言われてしまったので、まぁ楽しそうだなと思い、自分が手伝えることがあれば、と思って参加することになった。

―― 弟子屈町は知ってましたか?

川上健太郎  全然知らなかった。調べていると摩周湖の近くだということが分かったり、僕は川上という名字だけど、川上郡弟子屈町っていうことに何か運命を感じたりした。でも初めて大会に参加した時には、加藤さん以外誰も知らなくて超心細かった。

川湯が『故郷』になってきている

―― 弟子屈の町や人の印象はどうでしたか?行く前と行った後、変わりましたか?

川上健太郎  1回目はサポートで行ったけど記憶が無い。1回目は本当に過酷だった。今みたいなサポート体制もなかったから、歩く人もただ歩くだけ。1回目は朝方、川湯温泉駅のオーチャードグラスで食べたアイスクリームだけが印象的。

1回目は地元の人と参加者の溝があった。2回目、3回目~7回目まで連続で参加したけど、どんどん地元の人と参加者の距離が縮まった気がする。最初はどんな奴らなのかわからないから、探り探りだったんだろうね。今みたいに楽しく、ではなくてとにかく無事故で終わらせようという気持ちでやってた。

1回行っただけでは川湯の良さは分からないかも。川湯には圧倒的な温泉の質の良さがある。森に入っていく体験をした時も異常なまでのマイナスイオンに、どうなっているんだとびっくりしたし、すごく良かった。

川湯が第二なのか第三なのかわからないけど『故郷』になってきている。川湯が近づいてくると細胞が喜ぶというか(笑)。キタキター!って思う。そして、川湯のみんなに会えることでテンションが最高潮に上がる。

やっぱり人がやさしい。川湯には悪い人がいない。地元の人と年々仲良くしていくことが楽しみになっている。でもそれって最初からではなく、年々参加して人と話をして積み上げられたもの。

暗闇からクマが出て俺を襲ってくれないかな

―― 徒歩参加の時、サポートしてもらって感動したことは?

川上健太郎  僕は2回歩き5回サポートしている。最初に歩いた時、すごく苦戦した。膝が痛くて引きずりながらギリギリ7時くらいにゴールしたと思う。サポートの人がいなかったらゴールできなかった。

夜になってからがすごくつらくて、暗闇からクマが出て俺を襲ってくれないかなとか考えた。自分からリタイヤするって言えないけど、「クマが出てきたから、かわけんはリタイヤしてもしょうがないよね」っていう状態にならないかなとか考えた(笑)。そんな中、途中途中でサポートの人が一生懸命マッサージしてくれたり、どうでもいい話を振ってきたりしてくれて気が楽になったり、次のチェックポイントでまた会おうと言ってくれたり、途中車で通る時も声かけてくれたりとかしてくれて。

また自分がゴールすることを喜んでくれる人がゴールで待っている。日常では味わえないけど、人が求めていることではあると思う。この大会はただスポーツとしてタイムを競うのではなく、何なら練習もしないで臨んでもいい大会なのかなと思う。地元の人がサポートしてくれて、100km好きな人にサポートしてもらいながら歩けることがたまんない。幸せ。

サポート参加の方が、本当の北海道の良さを体感できる

川上健太郎  1回歩いてそれに満足して、サポートしないで2回目に来ないのはセンスが無い・・・というと語弊があるので(口が悪くてごめんなさい)・・・もったいない!もったいないんですよね。1回歩いたら次サポートすることで100kmの楽しさも分かるし、サポートの方が圧倒的に川湯温泉の街を知ることができる。

サポートで車で通った時、こんなところを歩いていたのか!と歩いた時の感動を再確認することもできるんですよ。サポートの方が本当の北海道の良さを体感できるんです。

夜は大変だけど、その中をみんなで協力しながらサポートしたという連帯感、報酬なしで人のために何かをするという感覚もその後の人生にすごく役立つんです。

だから1回参加して歩いただけの人は是非サポート参加してほしい。センスが無い・・・じゃなくてもったいない!!